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イーロン・マスクはなぜ”ドージコイン”にお熱なのか。歴史を紐解く

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イーロンマスク ドージコイン

「Twitterの青い鳥が柴犬に変わった」

昨日〜本日かけて、Twitterでは柴犬の話題でお祭り騒ぎだ。

既にご存知の方も多いと思うが、Twitterの青い鳥のロゴがドージコイン暗号通貨の「ドージ」に変更されたのだ。(今のところPCのみ)

ドージのイメージ(柴犬)は、2013年に他の暗号通貨(ビットコインなど)をからかうために作られた暗号通貨だと言われている。

昨年秋に440億ドルの取引でTwitterを買収したマスクは、ドージ・ミームの熱狂的なファンで知られており、Twitterを始め、あらゆるシチュエーションでドージコインを宣伝きた歴史がある。

今回はTwitterの顔とも言える歴史あるロゴを『青い鳥から柴犬に変更する』という大胆行動だったため、Twitterのトレンドが大いに盛り上がった。(※ドージコインの価値も上昇)

イーロンマスクとドージコインの歴史

マスクとドージコインの関係は今に始まった事ではない。

「ドージコインは私のお気に入りの仮想通貨かもしれない」とマスクは2019年4月にツイート(コメント)した。

冗談混じりの可能性はもちろん否めないが、これにより2019年から2020年にかけて、Dogecoinの検索が急増したと言われている。

このコインは2013年から存在していたが、世界的にも著名なマスク氏がドージコインに言及してからその人気と価値が高まりを見せた事は言うまでもない。

彼はその後もドージコインについての冗談(?)を言い始め、通貨としての可能性も強調し始めることになる。

2020年12月「One Word : Doge」

2020年12月には「ビットコインは私の安全な言葉です」「ビットコインは法定通貨とほぼ同じです」という主旨のツイートを行った。

それによりビットコインの価格が大きく変動することは無かったのだが、同じ日に、マスクは「One Word: Doge」ともツイート。

あまりにも意味深なツイートに、その後数時間はドージコインの取引がまたしても活発に行われる事になる。

それ以外にもライオンキングも模したツイートをするなど、長らくドージコインを気にかけている事がわかる。

2021年1月にはVOGUE風のDOGUEをツイート。これまたドージコインの価格は4時間で300%以上の急騰をみせた。(その後数時間で下落)

テスラでの支払いが可能に

 2022年には、ドージコインをテスラの公式アイテムの支払いに使用できるようになり、SpaceXもすぐに追随するとツイート。

このツイートにより、ドージコインの価格はまたしても数時間急騰。このような事象が毎年のように起きているというわけだ。

そのほかにも列挙すればまだまだあるのだが、今回の「Twitterロゴをドージに変更」は中でもインパクトが強い出来事だった。

元々冗談で始まったドージコインだが、皮肉や冗談を好むイーロンマスクと共に歴史を歩んでいる。4月1日ならまだしも、エイプリルフールでもない微妙な日程だったのがこれまた波紋を呼んでいる。

柴犬のロゴもユーモアの一つであると予測されるが、彼が以前発していた冗談(?)である「ドージコインは月に行く」というツイートも実現する日がくるのだろうか。

今後もイーロンマスク氏のtweetには注目だ。

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『人間がAIに恋をする』そんな時代がついに現実味を帯びてきた

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人間はAIに恋をする

「我々人間が、AIに恋をする可能性が高まっている」

そう聞いて信じられる人はいるだろうか。現状ではまだ「そんなばかな話があるか」という意見を持つ人が大勢であろう。

しかし昨今のAIツールの進歩は凄まじく、現実の人間と区別がつかないほどのコミュニケーションを提供しているサービスも豊富に存在している。

既に何かしらの生成AIを触った事がある人ならば、そのナチュラルさを実感している人も多いのでは無いだろうか。

ChatGPTのようなシステムは、心理学者やWebプログラマー、キャリアカウンセラーやパーソナルトレーナーなどの役割を既に果たしているといっても過言ではない。

それらの役割が恋人に転換されることも、想像できる範囲になってきている。

自分好みに『恋人』をカスタムできる

従来の恋愛と異なる点といえば、良くも悪くも恋人の性格をこちらで設定する事ができるという点だ。

そして驚くべき事に、それは性格のみならず容姿すらもこちらで自在に扱うことができる。そのクオリティは実写とほぼ遜色ないレベルに達している。

以下はTwitterでも話題になっている、AIグラビア研究してる方の作品だ。

はじめて見た方は驚いたのでは無いだろうか。もうこのレベルまで画像生成は精度を高めている。

一部では「グラビアアイドルの仕事を奪うのでは無いか」とまで言われているほどだ。

また、つい先日まではポーズの指定などが困難であったが、それもControl netという技術を駆使すれば、自分好みのポージングにする事ができる。

これから先は動き出すし、喋る

ここまで読んで「いやいや、いくらなんでも静止画に恋はしないし、テキストに恋はしない」という人がいまだに多数を占めるとは思う。

しかし、そんな人でも意見が変わってしまうかもしれない未来が、もうそこまできている。

ここから先は動画の生成系AIのクオリティがどんどん上がると予測されている。

現在でも既にRunwayをはじめ、テキストから動画への生成プラットフォームが着々と進化を続けているが、これらのクオリティが更に高まることは時間の問題だろう。

「〇〇のような顔で、〇〇のような性格で、〇〇のようなシチュエーションで、〇〇のような動きをして欲しい」

そんな指示をするだけで、理想の映像が仕上がってしまうという事だ。

AIの進化スピードはあまりにも早い

それだけではない。さらに音声の読み上げAIも精度を増してきている。

これまた少し前までは「明らかに機械が読んでいる」という音声だったが、それもほぼ解消されつつある。

日本語はまだまだといった印象はあるが、英語など海外はよりナチュラルになってきている。

つまり、生成AIのクオリティがより高まれば自分好みの性格・容姿・動作・声(会話)を作り出すことができてしまうという事を意味している。

例えば実写のようなクオリティの人物が、ナチュラルに動き、ナチュラルに喋っていたら、それはもうドラマや映画などと遜色ないのでは無いだろうか?

「AIと恋愛なんてありえない」と思っていた人達も、ほんの少しは可能性を感じてしまったのでは無いだろうか。

それら最高の技術が集結したタイミングで「AIに恋をしてしまったかもしれない」なんて瞬間が訪れる日も、そう遠く無いのかもしれない。

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